こんにちは、しいなです!
「子どもが絵本に集中してくれない…」
「いつも同じ絵本を読んでマンネリ…」
と悩んでいる方に向けて、30冊以上の育児書で得た情報と経験をもとに読み聞かせのコツをまとめました!
・絵本の読み聞かせの5つの効果
・読み聞かせのコツ具体例10選
・絵本の選び方とおすすめサービスの紹介
ぜひ参考にしてみてくださいね!
絵本を読み聞かせる5つの効果
絵本の読み聞かせは知育の基礎と言っても過言ではないほど、たくさんの効果が期待できます!
読み聞かせってやっぱりすごい!
まずは絵本の読み聞かせによる効果を5つ紹介します。
「読み聞かせが良いことは知ってるけどなかなか絵本に興味を持ってくれない…」という方はこちらの記事も併せて読んでみてくださいね。
想像力を育む
絵本の読み聞かせを通して想像力を育む効果が期待できます。
物語の情景を想像する力、登場人物の感情を想像する力、描写されていない内容を自分で想像する力…。
想像力が豊かになれば、相手のことを考えられる人物になり対人関係が円滑になります。
また、発生しうるリスクを予想して対処するリスクマネジメント能力も育まれます。
想像力というと「独創的に考えられる能力」だけだと思いがちですが、生きていくうえで必須の力ですね!
集中力を育む
絵本を読んでもらうことで自然と集中力を育むことができます。
落ち着きがない子どもでも絵本の読み聞かせを通して少しずつ長く集中することができるようになります。
ひとつの物事に集中できるということは、勉強にも仕事にも活かせるとても大切な力ですよね。
また、集中力があれば苦手なことにも真剣に向かい合って力を伸ばしていくことができます。
感情が豊かになる
絵本の登場人物に共感したり、もしくは反対の感情を抱いたりすることで子どもの感情はどんどん豊かになります。
感情が豊かであるということは、正しく自己表現ができたり、また周囲の気持ちを理解することができるようにもなります。
感受性が豊かになれば、人間味ある温かい人に育ってくれるでしょう。
語彙力が豊かになる
絵本の読み聞かせで子どもはたくさんの言葉に出会います。
語彙力が豊かになるということは、自分の気持ちや状況を正しく説明できるようになるだけではなく、話にも深みが出て相手に伝わりやすくなります。
表現力のある人の話には説得力もあり、つい引き込まれてしまいますよね。
知識が身につく
絵本を読んでもらうことで、子どもには新しい発見がたくさんあります。
生きるうえで必要な知識を身につけるだけではなく、広げた知識の中から自分の興味を見つけることもできます。
幅広い知識、そして深い知識は子どもの人生そのものを豊かにしてくれます。
絵本の読み聞かせの工夫10選
絵本の読み聞かせを毎日なんとなくこなしていませんか?
ただ文字通り読むだけではとっても勿体ないことをしています!
以下では30冊以上の育児書と私の経験から得た読み聞かせのコツを10個紹介しています。
ぜひできるものから取り入れてみてくださいね。
いつもよりもっと絵本に集中してくれるはず!
静かな環境で読む
幼い子どもは「聞きたい音」と「聞く必要のない音」を聞き分けることがまだできません。
そのため、周囲の雑音があると絵本の読み聞かせに集中することができません。
テレビや音楽は消して、できる限り静かな環境で読んであげることを心がけましょう!
読み聞かせの環境を整えてあげることも親の大切な役割ですね。
感情をこめて読む
相手が子どもだからといって手を抜いて読むと子どもにはすぐに伝わってしまいます。
何度も読んでいる絵本だとしても、きちんと心を込めて読んであげましょう。
抑揚をつけることでお話に臨場感が増し、より絵本に集中してくれるようになります。
登場人物の感情もしっかりと表現することで気持ちが子どもに伝わりやすくなります!
声色を変えて読む
登場人物によって声色を変えることで、絵と文字に血が通い絵本に親しみやすくなります。
例えばリスは高い声、ゾウは低い声でセリフを読むだけで物語に広がりを感じられ、子どもは情景をよりイメージしやすくなります。
声色を変えるだけで絵本の読み聞かせにリズム感も出て子どもが楽しんでくれるようになりますよ!
指でさしながら読む
まだ言葉を理解していない幼い子どもの場合、絵のどの部分に注目すべきなのかを指で示してあげてください。
言葉と絵がリンクして理解しやすくなりますよ!
ある程度言葉を理解している子どもの場合には、読んでいる文字を指で追ってみてください。
文字と音がリンクしてひらがなやカタカナを覚えやすくなるのでおすすめです!
質問をしながら読む
「大きい桃が流れてきたね。こんなに大きい桃食べられるかな?」
「桃から生まれたのが女の子だったらどんなお話になっていたかな?」
など、いろんな質問を投げかけることで、子どもの想像力をかき立てます。
「絵本を読みきらないと…」と話が脱線しないように親が意識してしまうと、毎回型にはまった読み聞かせしかできず、新しい気づきが得られません。
ぜひ質問をして子どもの発想を広げてあげてください!
絵本と実体験をリンクして読む
「大きなライオンだね。このあいだ動物園で見たライオンも大きかったね!」
など、絵本の世界と現実での体験をリンクさせてあげましょう。
リンクすることで知識と経験に繋がりが生まれ、知的好奇心が刺激されます。
また、絵本で見た果物を実際に買ってきたり、絵本で見たパンケーキを一緒に作ってみたり、絵本起点で体験に繋げることもおすすめです!
数字や色などに着目して読む
どんな質問・声かけをしたら良いのか分からない…という方は数字、色、大きさなどに着目して読んでみてください。
「お花が5つ咲いてるね!」
「りんごもさくらんぼも同じ赤色だね!」
「リスとゾウはどっちの方が大きいかな?」
と声かけをすると、子どももいつもとは違う部分に注目して楽しんでくれるのでおすすめですよ。
パパにも読んでもらう
絵本の読み聞かせはいつも同じ人ばかりになっていませんか?
たまにはパパやおじいちゃん、おばあちゃんにも読んでもらってください。
読み手が変わると抑揚のつけ方や声かけも変わります。
それだけで子どもには良い刺激になり、同じ絵本でも新しい発見が生まれます!
読み終わったら内容について話し合う
絵本を読み終わったあとはぜひ感想を聞いてみましょう。
どのシーンが好きだったか、どの登場人物に共感したか、いろいろ聞いてみてください。
子どもは絵本の内容をふりかえり、自分が感じたことを言葉で伝える練習にもなります!
まだ発語がない赤ちゃんには、「ここが面白かったね〜びっくりしたね〜」とママの感想を伝えてあげてくださいね。
絵本の内容を子どもからパパに紹介してもらう
読んでもらった絵本がどんな内容だったのか、内容を知らないパパ(ママ)に子どもから紹介してもらいましょう。
相手に伝わるように要約を伝える練習は、普段の会話や勉強、仕事にも活かされます。
内容を紹介してもらったら、「面白そうなお話だね!パパも読みたくなっちゃった!どんな所が一番好きだった?」とさらに会話を引き出してあげてくださいね!
絵本選びのポイント
絵本はつい親の好みや子どもの性別で偏りが出てしまいがちですよね…。
子どもは好奇心のかたまりなので、ぜひいろんな絵本を読んであげてください!
絵本に偏りが出ないようにするためには以下を参考にしてみてください。
・WORLDLIBRARY Personalの定期購読をしてみる
・福音館の定期購読をしてみる
・公文の推薦図書から選ぶ
・中古絵本のまとめ売りを買ってみる
・子どもやおじいちゃん、おばあちゃんにも選んでもらう
上記3つについて紹介します。
WORLDLIBRARY Personalの定期購読
WORLDLIBRARY Personalを知っていますか?
世界の絵本が子どもの成長に合わせて月額1,300円(税・送料込)で毎月届く、 絵本定期購入サービスです。
公式Instagramのフォロワーは1万人超えのいま注目されている出版社です!
日本の絵本とは違う鮮やかな色彩や、子どもが夢中になるしかけ絵本などが魅力的でおすすめです!
もちろん翻訳されている絵本なので安心して読んであげてくださいね。
「定期購入まではいいかな…」という方は、1冊ごとに購入することも可能なのでどんな絵本があるのかチェックしてみてくださいね。
\WORLDLIBRARY公式HP/
福音館書店の定期購読
福音館書店の「こどものとも」は年齢別で出版されているので子どもにぴったりハマるものが揃っています!
定期購読すると毎月1冊、「こどものとも」の絵本が届きます。
1年間のラインナップもチェックできるのでぜひ確認してみてくださいね!
公文の推薦図書
公文の推薦図書は、人気が高く内容が優れている650冊が一覧で紹介されています。
対象は乳幼児から中学生以上まで幅広い本が紹介されているので、まずは乳幼児のものから全制覇を目指してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は「絵本の読み聞かせの効果とコツ」についてお伝えしました。
絵本の読み聞かせにマンネリを感じている方や、なかなか子どもが集中してくれないと悩む方はぜひ実践してみてくださいね!
以下の記事では「絵本に興味を持ってもらうための工夫5選」を紹介しています。ぜひ併せて読んでみてくださいね。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました!